自筆証書遺言と公正証書遺言 その2

前回は、自筆証書遺言は、意外と簡単に書けるのよ、

 

というお話をしました。

 

じゃ、公正証書遺言はというと

 

1.証人2人の立ち合いがあること

 

 この証人、だめな人たちがおりまして

 

  (だめな例)

  未成年者、推定相続人、受遺者(遺産を遺言でもらう人)、その配偶者並びに直系血族、公証人の配偶者と4親等内の親族、書記及び雇人

 

 まあ、利害関係がありそうな人はだめということです

 

2.遺言者が公証人に遺言の内容を口授(お話)して、公証人がその内容を書く

 

 耳が聞こえない方、しゃべれない方は、筆談でも大丈夫です

 

3.書いたものを遺言者と証人に確認して、OKならば、公証人含めて全員が署名、押印

 

こんな感じです。

 

見た感じ、どうでしょう?

 

自筆証書遺言は一人でできましたが、

 

公正証書遺言は、公証人と、証人2人が関与してますね。

 

専門家(司法書士等)に頼んだ場合は、事務所に遺言者がいらっしゃって、公証役場に、司法書士事務所の人が2人ついていく、という感じでしょうか。

 

もちろん、証人はお客様が連れてきてもいいですが

 

まず、ここが大変ですよね。

 

しかも、公正証書遺言を作成するにあたっては、印鑑証明書や、戸籍、住民票、全部事項証明書(登記簿謄本)、固定資産評価証明書なんかをそろえなければなりません。

 

「いっちょ遺言でも書くか」と思っても、必要書類の取得、司法書士との打ち合わせ、公証役場の予定も合わさって、結構時間がかかるのです。

 

このタイムラグが曲者です!!

 

自分が明日生きている保障はありますか?

 

可能性として、その間にお亡くなりになられる方もいらっしゃるはずです。

 

私の事務所に遺言の相談に来た場合は、

 

とりあえず便箋に自筆証書遺言を簡単に書いていただきます。

 

そして、公正証書遺言ができたら、破棄してもらいます。

 

これが、昨日記事に書いた保険という意味ですね

 

なんか、公正証書遺言はめんどくさい感じがしますけど

 

次回は、自筆と公正証書遺言のメリット、デメリットをお書きしたいと思います。

 

 

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